よく新聞等の折込に入っている債務整理・過払い金請求を薦めるチラシには「債務整理・過払い金請求をする事で業者から嫌がらせを受けて怖い思いをする事はございません。」なんて書いてあるが、これは半分嘘だ。
というのも、はっきり言えば借入先、つまり借りている業者にこれはよる。
大手ならまず大丈夫
大手ならまず大丈夫だ。例えば、アコム・プロミス・レイク・CFJ(ディック・アイク・ユニマット)・アイフル・エイワ・ポケットバンク 等だ。またクレジットカードでの借金ならほぼどこでも大丈夫だ。
大手か大手でないかはネットで簡単に今は調べる事が出来る。
大手ならばすぐにでも債務整理・過払い金請求はすべきだろう。
なぜ大手なら大丈夫なのか?大手に債務整理・過払い金請求を今している人は膨大な数になる。その人達にいちいち嫌がらせをしていては逆に損なのだ。それに法律的な問題も大きい。大手だけにイメージ戦略を行っているからこそ、怖いというイメージを持たれたくないからだ。ネットでバラされ週刊誌に載ってしまったらその被害は計り知れないからだ。
怖いのは闇金だ。闇金の見分け方というのも比較的簡単だ。
闇金の見分け方
金利が20%を超えている
金利が年利20%を超えていたら闇金だと思ってまず間違いないだろう。
法律では元金に対して金利が決まっている
- 10万円未満:年利20%以内
- 10万円以上100万円以内:年利18%以内
- 100万円以上:年利15%以内
つまり借りているお金に対して金利を見て上記を超えていたら闇金なのだ。
営業許可を得ていない
次に、国・都道府県に貸金業の登録をしていない且つ許可を得ていない事があげられる。そもそもお金を不特定多数の人にお金を貸す事を事業にするのなら国・都道府県に届け出が必要なのだ。よく「登録番号:東京都知事(2)第◯◯◯◯◯号」なんて書かれているのを消費者金融のサイトや店舗で見るだろう。これが書いていない=闇金なのだ。
総量規制を無視している
例えばあなたの年収が300万だったとしよう。既に100万円を消費者金融やクレジットカードで借りていたとしよう。それでもお金を貸してくれるというところは闇金だ(おまとめローンは除く)。
総量規制というもので、年収の3分の1以上のお金を貸してはいけない事に法律上なっているのだ。だから年収の3分の1を超えているのに貸してくれるところはおまとめローン以外、闇金を考えて良い。
貸金業務取扱主任者がいない
貸金業務取扱主任者という国家資格がある。消費者金融等でお金を貸す場合、会社に1名はこの資格を持った人間がいないとお金を貸しては駄目なのだ(規模により営業所・支店毎に1名の場合もある)。もしこの資格を持っている人が誰もいなければ、それは闇金と考えても良い。
物凄く甘い・親身に相談に載ってくれる
ものすごい甘い言葉で親身に相談に載ってくれる消費者金融は闇金の場合が多い。今の闇金は物凄く最初は親切で親身に相談に載ってくれるのだ。はっきり言えば普通の消費者金融の方が不親切なくらいだ。実際に消費者金融の店舗にいった人なら解るだろう、奥に座っている責任者とも思われる人間の目つきのやばさ・危なさを。闇金にはそんな目つきの人間は最初には絶対に出て来ない。本当に親切丁寧なのだ。
店舗でお金を貸さない
店舗がそもそも無い可能性もある。FAXで身分証明書を送る事もなく電話だけでお金を貸してくれるところは闇金だ。絶対に身分証明書のコピーは取られる。コピーも無しに貸してくれるのは闇金だけだ。
闇金は甘く無い
闇金からお金を借りていて債務整理や過払い金請求をするのならそれなりの覚悟が必要だ。また、専門の弁護士や司法書士に依頼をしなければ揉める事もある。闇金専門の弁護士もいるので闇金だと解ったら必ず、その手の弁護士に相談して欲しい。
幸い私は大手しか借りていなかったので問題なかったが、知人で闇金から借りたお金を債務整理しようとして嫌がらせを受けた人もいる。もちろん、命まで取られる事は無い。命までとっていては割に合わないからだ。しかし、悪質なビラや落書きくらいはされるのは覚悟しておいた方が良いだろう。近隣にはまずバレると思っておこう。金額にももちろんよるが。
万が一闇金から借りていたら
専門の弁護士や司法書士を通して債務整理・過払い金請求を行うようにしよう。下記のところは専門のところだ。
こういうところに相談をして欲しい。
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